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2007-01-08 Mon 00:18
前作「スパニッシュ・アパートメント」において 25歳でキャリアの足がかりにとスペインへ旅立ち ルームシェアの一員となり 多国籍な友達と多様な感性に触れた主人公グザヴィエ 帰国後 ありきたりな人生を放棄 ライターになる決意を固める 本作は彼のその後 オドレィ・トトゥが演じる元彼女 英国人のルームメイトだったウェンディ 破天荒なウェンディの弟 彼らはその後においてもグザヴィエと関わり続けている そして何と言っても魅力的な登場人物は レズビアンの親友 イザベル 彼女の部屋のカスタマイズされた感じがとてもお洒落 ショートカットが魅惑的で大きな瞳が一際印象的 役どころとしても名わき役といった感じ ライターとしての仕事も恋愛も 波に乗りそうでなかなかうまくいかないグザヴィエ 日本のモラトリアムな感じとは違うけれど 同世代でやりたいことでもがいている人には共感できるところ 物語の前半はそんなグザヴィエのぱっとしない生活の紹介 物語の後半からは意外にも!? 破天荒で非常識な若者の代名詞だったウェンディの弟が ロシアのバレエダンサーと結婚する!という 嘘のような本当の話が舞い込んでくる *続きは追伸をご覧ください↓ |
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2006-01-08 Sun 01:55
毎日を漫然と過ごす
パリの学生クサヴィエ 将来の不安と引き換えに 親の勧めで知り合いの官僚に会う 就職に有利になるとの情報を得て これといった志のないままに 恋人を置いて 一人スペインへ留学 多少の語学力と 不安と 彼女との別れの寂しさを抱えて 親のつてでたどり着いたアパートは とても厄介にはなれない状況 機内で出会ったフランス人夫婦を頼り 暫く厄介になる 医者である男性は社交的でおしゃべり 専業主婦で語学のできない女性は引きこもり気味 そんな夫妻 格安で住まいを確保しようと ルームシェアのアパートを発見 いざ面接に スペイン イギリス ドイツ イタリア デンマー ベルギー それぞれ国籍の違う留学生6人が 矢継ぎ早に質問を浴びせる クサヴィエはその混沌の中 強く ここに住みたい!と願う 見事面接に合格したクサヴィエの スペイン留学生活が始まりを告げる お国柄と個性の入り混じった共同生活 学生らしいどんちゃん騒ぎに それぞれが辿る遠距離恋愛の過程と結末 ルームシェアの醍醐味 この映画の面白みはそこココに散らばっている 観る人によって 学生時代が懐かしかったり 留学に憧れたり けれど私はただ一点 人生が動き出す瞬間 その瞬間を描いた清清しい作品のように思えて それは クサヴィエが留学を終えて帰国した後 食うための仕事ではなく 人生の仕事を発見する瞬間 そのことではない 私が思う その瞬間 6カ国の人間が集う その混沌としたアパートを 心から気に入った その瞬間 人生が動き出したに違いない きっと物事は もっとも象徴的な出来事が起こる前に 必ず自ら開く そうとは気づかないほど 小さな扉があるのだと そう思う ・・・・・・・・・・・・・・ 監督は「猫が行方不明」のセドリック・クラピッシュ。相変わらず人間ウォッチングが軽快で押し付けがましくなく楽しいです!クサヴィエの彼女に「アメリ」のオドレィ・トゥトゥ、主人公のクサヴィエには「ルパン」「真夜中のピアニスト」のロマン・デュリス。「真夜中のピアニスト」のシリアスで多面的な演技とは違い、肩の力が抜けた普通の青年を好演。公開相次ぐデュリス主演作の中ではとても親近感がわきます。 「ルパン」公式サイト→HPはコチラ 「真夜中のピアニスト」公式サイト→HPはコチラ 「真夜中のピアニスト」TOMI映画徒然→コチラ 「猫が行方不明」TOMI映画徒然→コチラ |
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2005-10-20 Thu 23:38
ご近所に住む犬
名前はドッグ 彼はもう高齢 もともとあまり鼻が効かないせいもあって 目の前を猫が通ってもよくわからない 最近元気がないみたい 大丈夫かなぁ そんなことを家族で話していた 猫 猫 ドッグにとってはもう気にならないかもしれないけれど 私には気になる猫がいっぱい 昔母が若かりし頃 家族の一員だった猫の名は しょうすけ かわいくてしかたなかったのに 猫獲りに獲られてしまったらしく 三味線の皮になったんだ。。。とか 時代を感じさせられるお話 私のカワイイいとこの家に住まっていたのは トラというキジ猫 いとことトラは苦楽を共にした もはや兄弟 トラは確かに私のいとこの弟だった 親友の家にお住まいの 純白にしてルビーと琥珀の瞳を持つ猫 にん 人間に迎合するなと育てられたその方は ご機嫌が麗しくないと大変危険らしい いつも美しく しなやかなモンローウォーク!?で お出迎えしてくださいます あまりに不細工で貰い手がないだろう、、 かわいそうに、、、 そんな理由で彼を拾った猫好きの親友 拾われた彼の名前は のん スキーのゴーグルをシーズン中ずっとかけてたせいで すっかり焼けてしまったか 勉強しすぎの苦学生のように 目の周りだけが黒っぽい いまやタヌキサイズにまで成長した彼は 勇気を出して人見知りを克服しようとしては ちょっと怖かったり 引越し 心機一転 頑張ろうとする姿が ほとんど飼い主と同じ歩み かけがえのない存在 いてくれてありがとう 知り合いの町家に暮らす 黒猫の おまえさん 鼻が少し効かない様子 頭の回転も他の猫と違うみたい でも 愛らしい って ああいう感じ そう思う 当たり前のように いろんな猫がいっぱい セドリック・クラピッシュ監督の 「猫が行方不明」 出てくる猫はたった一匹 けれど いろんな人がいっぱい 監督お得意の人間図鑑がそこに 行方不明になるのは グリグリ 飼い主はメイクアップアーティスト クロエ 彼女は職業柄センス抜群 そうであるはずなのに!? 何だか少々センスが怪しい 3年ぶりのヴァカンスを手にいれ浮かれ気分 グリグリを預けて出かけよう 預け先は 同居中のゲイの親友 けれど あいにく彼は彼氏に振られて傷心中 猫!? そんなことはどうでもいい! 何としてもヴァカンスに出かけるため ご近所のおばあさんにグリグリを預け クロエは何とか出発する パリ 女の子 ルームシェア 猫 女性がカワイイ!と ありきたりなお気に入り度数で表現したくなる そんな要素が多いのでは? でも そんな心配しなくてよいのが セドリック・クラピッシュ監督流 ヴァカンスから戻ると グリグリは行方不明 彼女は捜し始める そして彼女は捜し当てて行く 猫と自分と自分が住む街のいろいろを グリグリを捜しながら あらためて歩く街 改築改装ラッシュでどこも工事中 古きよき建物が 変わっていく グリグリを捜しながら いろんな人に尋ねて歩く街 普段は接点のない ご近所老人クラブ 耳を傾けてみると そこにはいろんな歴史がある グリグリを捜しながら いろんな人を巻き込んでいく 大事になりそうな予感がする 動物愛護団体 不安をあおられて憂鬱に グリグリを捜しながら 思わぬ人に想われる クロエに思いを寄せる移民青年 パリという特別な都市が 縮図となってクロエの目に飛び込んでくる メルヘンではなくリアリティを持っていきいきと ヴァカンスという特別な空気だけが いつも気が付かないことを気づかせてくれる そんなふうに思ってしまいがち けれど きっと もっと 身近に 日常に 発見できていないたくさんのことがある 日常再発見 そして クロエはグリグリと 街を歩いて出会うべき 意外な それでいて当たり前の 出会いを果たす 彼女が捜しあてたのは 新しい発見 新しい視点 新しい感情 新しい自分 そして勿論? *日本でも今年あたりブレイク必至の俳優ロマン・デュリスも実は出てますよ☆ 彼の最新作は「真夜中のピアニスト」。「ルパン」も公開中ですね。 |
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