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2005-12-23 Fri 00:04
大量消費社会の
繰り返される消費生活の中で 質の良い ポリシーを持った消費者であるか否か 大量消費社会の 何事も選べる時代の中で 意志のある センスを持った消費者であるか否か そんなことが頭を過ぎった モンドヴィーノという作品は ワイン生産の現場にもたらされている グローバリゼーションの実情を描いてはいるものの 生産者への問いかけというよりは 消費者への警鐘として 強く心に訴える作品として秀逸なドキュメンタリーだった 今やものづくりは ニーズによって大きく左右される それだけに 人のニーズそのものの質が 大きく問われているのだと思う 自身の趣味や趣向についての考察 個々の暮らし方 生き方にまで及ぶ深い探究心 ものを見る目 目や耳といった五感、心を養い 養った心を配り 自分と自分以外のものを 深く愛する気持ち それら一つ一つについて 浅はかであってはならないと 気がつかねばならない そうでなければ チープな消費者となり そのニーズが集まることによって つくりだされるものはたちまち粗悪な大量生産と化す 人が崇高な生き物だとするならば その生産とその消費の繰り返しの中で 崇高な生き物であり続けることができるだろうか? ワイン一つとて 奥深いものであるが故に伝統があり歴史がある 伝統は常に革新の脅威にさらされる運命にあり その都度 淘汰され消滅したり さらなる飛躍として形を変え存続したりする 選べないより選択肢は多いほうが良い 不便であるより便利なほうが良い けれど 古いよりも新しいほうが良いとは限らない 簡単な方が難しいことより望ましいとは限らないのだ グローバルスタンダード グローバリゼーション そんな言葉をよく耳にする 物事は立体的に見るべきで その二つの言葉にも当てはまる 世界のどこへ行っても同じ味のマクドナルドに 時にお世話になって安堵する機会もある けれどワインや日本酒が どこの国や地方にいっても同じ味だとしたら!? それはもう悲劇としか言いようがない 国の個性や地域性などそいういった領域に適用されるより もっと効果的でもっとふさわしい領域がある 例えば再利用に適した工業製品などは有用である 違い を抹殺して推し進めるグローバリゼーションは 資本主義の商業利益を優先した危険な考えとリンクして 時として戦争にまで発展している こんなキャッチコピーがCMで流れていた 「いまどき選べないなんて」 「違いのわかる・・・」 違いのわかる人が沢山いることにより 沢山の選択肢が用意される 沢山の選択肢の中から選ばれる為に 他のものとの違いが明確になり それぞれの質が向上する そしてそれを選ぶことによって 違いのわかる人が増えていく そして違いを認めていく こんな連鎖こそ グローバルになれば素敵だと思う ワインに立ち戻っていうと 私自身は1本1000円のワインでも 自分がおいしい!と思ったなら その1本がお気に入り その1本のおかげで 親しい人との時間が より素晴らしい時となり 忘れられない味となることがある けれどその1本を入り口に もっとおいしい もっと何かに相応しい 別の1本があるかもしれない そう思って興味を持ち続けていると いつしかその気持ちが探究心にかわり もしかすると高級な1本にたどり着くかもしれないし もしかするとそうじゃない別の1本があるかもしれない 人が探求できるほど奥深いものには 探求の過程で出会える 多くの驚きと感動があり そしてその先には必ず 「人や自然が創り出す偉業」との出会いがある 人にとって出会いとは大切で 何に出会うか 誰に出会うか で人生は大きく変わってくる 良き人 良き物 良き関わりに出会うために 人は自分自身の価値観をしっかりと磨き 感謝する気持ちを忘れずに生きていくべきだと思う 「これでいいか」より「これがいい」と しっかりと選べる人・選べる人生にこそ 素晴らしい出会いと発見があると信じて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ モンドヴィーノ公式サイトはコチラ⇒「MONDVINO」 「ワインはお好きですか?ワインについて、不思議に思うことはありませんか?おいしいワインなら、世界中のみんなが飲みたい。だから市場原理で高くなる。でもいったい誰がその美味しさを、値段を決めているのでしょうか?その”美味しいワイン”は本当に美味しいのでしょうか?」この、藤村俊二さんによる予告編のナレーションはとっても素敵でした! |
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2005-12-05 Mon 01:28
偶発的であり運命的な
ある出会いにより 自己変革 成長の時 その瞬間が始まりを告げる 覚醒と開眼 二つの衝動が自分の中に生まれ 自身を突き動かしていく そしてそこから派生した出会いが また人を変えていく その過程が 主人公トムの 時に躍動感に溢れ 時に震えるような 心の鼓動 そしてピアノの旋律をBGMに 全編惜しみなく展開する 主演ロマン・デュリスの表情は 近年観たどの映画の どの俳優の演技よりリアリティがあり 一瞬たりとも目が離せず 圧倒的な存在感を持って印象的 一人の人間 20代後半の青年が 持てるだけ持ちえた心の在り様 身につけた幾通りかの顔 それらが怖いくらいに映し出されている 夢を諦めて働く社会人が 良書と呼ばれる自己啓発本を手にし 幸せな気持ちと幸せな未来への切符を手にできれば その人はそれで幸せ けれど もっと根源的な意味で 自分自身が見出すべき「何か」を探したいなら この映画は激しく その人の心を掻き立てるはず 主人公トムの心の鼓動と共に 自分自身の鼓動が聞こえてくるほどに 公式サイトはこちら→「真夜中のピアニスト」(あらすじもこちらでご覧ください) |
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