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2006-07-22 Sat 01:04
高校生の時
映画館でリバイバルを観た それまでクールでかっこよかったディートリヒ演じる歌姫が 砂漠に駆け出すその瞬間 好きな人を想う気持ちの一途さに そうでなければと爽快に思った 大学生の時 ビデオをレンタルして観た それまでクールでかっこよかったディートリヒ演じる歌姫が ちょっぴりカワイイ愛嬌のある女性に見えた 砂漠に駆け出すその瞬間 好きな人をなりふり構わず追う姿に 愛って盲目 ただただそう酔いしれた余韻 社会人になって BS放送で観た クールでかっこよかったディートリヒ演じる歌姫が 女一人 たくましく生きる 働く女性に見えて気持ちよかった 砂漠に駆け出すその瞬間 その選択の後先について 頼まれもしないのに考えて迷った 愛だけで暮らしていけるのか・・・ 30代になって また再び観るDVDの中のディートリヒ クールでかっこいい 女の見せ方を知った潔い女性 その姿がとても自由に見えた 砂漠に駆け出すその瞬間 彼女の中に優しさと強さを垣間見て 人を好きになることがもう幸せなんだと感じた |
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2006-07-21 Fri 01:04
私 22歳なのにこんなに疲れてるわ と
デミ・ムーアが打ち明ける 奔放 楽天的 今を楽しく でやり過ごしていたのに それでいいと思っていたのに 彼女のその言葉が 大学を卒業した彼らの内面を痛いほど象徴している 愛されることの本質も 愛することの本質も 何だかよくわからないまま、 暮らしていくことも 歳を重ねていく意味での人生も 何だかまだ フワフワ していてよくわからないまま 20代はきっと くだらないことも大事も含めて 大変で辛くて 面白くて奔放で 沢山の失敗を重ねてよいのだと思う 損得が良くわからなく 理屈も整合性も取れてなくて いい加減で ただただ熱くて でも 失わずにいられる友達と なくさずにいられる信念を しっかり手にしていれば 20代に起こる失敗は 失敗ではないのかもしれない その経験を通過儀礼として迎えた30代は 自分自身と 自分が大切にする人達をきっと裏切らない 素晴らしい人生なのではないか みんな曲がり角なんだよ と ロブ・ロウが慰める 自分自身がまさにそのコーナーに立っている実感を漂わせ この作品は青春の一幕ではない 人生のある一幕なのだと思う ********************************************************** 深く考えると 20代は楽しかったけど大変なことが沢山あった 経験がなかった分 受け流すこともできなくて 全てが心に直撃していた感じ 避けて通ればいい道も 気がついたらど真ん中を歩いていたように そういう時があったことを 思い出させてくれる映画っていいなぁ すごく瑞々しい果実を食べた後のような 清涼感と満たされた爽やかさが気持ちを包むから 懐古趣味的ではなく あの時の引き出しを今一度開けてみる そこにたまった古い埃を時々払ってあげて またそっと閉じれば 今にもつながっていくような気がする それにしても アンドリュー・マッカーシーは本当に素晴らしい演技だった!! すっきりとしたハンサムさんだし ちょっと憂いがあって 一途でインテリの役がはまってました。 青春映画からの脱却ができなくて 一時期激太り!?説などが出ていたそうですが 今こそいい映画にいっぱい出て欲しいなぁと思う俳優さんです。 ▼80年代の爽やかな名盤サントラもオススメ!セリーヌ・ディオンらのプロデュースでお馴染みのデヴィット・フォスター がプロデュースしてたんですね〜 ************************************************************ |
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2006-07-15 Sat 21:33
はじめはお決まりの
名門校での青春とか 情熱的な先生との出会いとか そういうドラマが展開され 素晴らしい先生 という存在のおかげで 生徒が成長していく物語だと思っていた でも この映画が教えてくれるのは その部分での ドラマ ではなかった いい先生との出会いというのは人生を変える けれど 学校の先生との運命的な出会いという意味では いい意味のそれとは逆の 反面教師的なそれが少なくないのが現実 私自身は日本の伝統的な習い事のおかげで 素晴らしい先生に出会えた 奇跡的な出来事 なぜなら世の中には 先生の肩書きを間違って振りかざしている人が 絶望的なほど多いから 教師という職業は 情熱を傾けたこと全てに報われるわけではない 教師という職業に就き 経験や信念という根拠を元に信じた道だとしても 時に報われず 時に後悔し 時に誰かの大切な人生すら奪いかねない それは優秀な教師であれそうであり 優秀な教師だからこそそうなのかもしれない けれど 信じなければ始まらない 情熱を傾けなければ 得がたい何かが必ずあって 本来意図していた結果とはたとえ違っていたとしても 信念を持って自分自身に挑戦し続けることで 見える道があり 開ける扉が必ず表れる その扉を見つけた劇中の教師は 気がつけば長い間 教え子に教えられ続けた優秀な生徒だったのかもしれない そして 人は経験から人に教えることができるけれども 生涯何かを教わり 何かを学び続けることで 幸せになれるかもしれない |
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2006-07-09 Sun 02:12
ある中堅企業の社長 ムッシュ・カステラ
趣味も性格も合わない妻と日常生活をやり過ごし 会社ではエリートコンサルに鼻であしらわれ 保険の契約の為にボディーガードを雇えと命ぜられ 挙句 英語を習えと追い立てられる始末 いかにもマダムの妻に エリートコンサルに 彼の運転手に 彼のボディガード そしてボディガードと付き合うバーのウェイトレス その彼女はムッシュ・カステラの英語教師である舞台女優のお友達 舞台女優の女性には仲間がいて カステラ氏は彼らから絵を購入する 全てがムッシュ・カステラの周囲に集まる人々 周囲の人々が憎めないのか それともムッシュ・カステラが憎めない人なのか? 物語が進むごとに カステラ氏の心が揺れ動き変化するのと同じ速度で 観ている人の心も変化していく それは劇的なものではなく とてもゆったりと流れるように カステラ氏は 食事の席で 下品な話を展開し 一晩中周囲の人に馬鹿にされるが気づかない その上その席の支払いをすませ機嫌よく去って行く 何が失礼だったのかもよくわかっていない お芝居のことも文学のことも 絵のことも わかっているようでわかっていない とっても居がちなおじさんの様相 けれど彼は恐ろしく素直な人物 そして皆が少しずつその素直さに気がついていく カステラ氏の人生模様だけを切り取ったお話ではない 登場人物全てに人生があることをうまく表現し カステラ氏の人生を通して描き出している 劇的なことなど起こらないけれど 実際それが自分の身近な人に起こった変化だとしたら カステラ氏の変化は劇的だと思わざるを得ないのでは? 記憶することも大事だけれど 忘れることも重要なように 人の変わらない強さも素晴らしいけれど 人間は変われるという柔らかさも 思いのほか素晴らしい それが 自分以外の人 という意味での 他人 との関係や出会いの中で 良い風に変わっていけるのであれば 生きている感じがしてなお 素晴らしい |
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2006-07-02 Sun 04:39
近頃
思い出したかのようにダイアン・レインがお気に入り しかも 去年の秋にイタリアに旅行に行ったから この映画は観なければリストに入っていた 恋に頼らない恋愛映画 今までの恋愛映画と明らかに違うのは脚本 出会って30分以内に恋人になる予感、を通り越して 必ず結ばれる男性と出会うのがたいていのセオリー でもこの作品にそのセオリーはなく、 恋に頼らない恋愛映画といった感じが新鮮 主人公の米国人女性は 夫の浮気で離婚 大切にしていた家も奪われ 一人傷心のまま仮住まいへ転居 心配した親友からイタリア行きツアーのチケットを贈られる 親友はレズで そのツアーはゲイカップルばかりのツアー 恋の予感は つまりはゼロ 旅先のトスカーナで 突然の直感で旧伯爵家の家を購入 その家を修復して行く中 主人公はこれからの人生を共に分かち合う 「メンバー」に出会って行く 取り立ててドラマチックに せかされる様に出会っていくのではなく とても自然に出会っていくところに 脚本の良さを感じる 購入した家はとても古く そのままでは住めない改修必須の状態 すぐさま改修作業がスタートする それは単なるリフォームではなく もっと大々的な修復 それは主人公自身の人生にも当てはまる 「どう直すか」ではなく 「どう作り上げていくか」ということ=「どう生きて行くか」 がつまった人生のストーリーの始まり そして勿論 主人公の恋の行く末もきちんと暗示 劇中 フェデリコ・フェリーニにちなんだフレーズやシーンが登場する ここにも 大衆に媚び過ぎずない脚本の良さがうかがえる ダイアン・レインはいつの間にか シワまで美しい キュートで魅力ある大人の女性になっていて 彼女の恋愛映画はきっとこれからも 多くの女性の心を掴むだろうと思えた |
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| 映画徒然 |
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