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84 CHARING CROSS ROAD チャーリング・クロス街84番地
2007-06-10 Sun 20:44
少しコケティッシュで知的
お気に入りのアルコール片手にタバコをふかしながら
カタカタとタイプライターを打ち
文章を打つスピードにあわせ抑揚をつけ
面白おかしく語りだす
独身で売れない脚本家

英国文学が大好きで
良質の古書を求めN.Y.中を探し回っている
決して裕福ではない彼女にとって
N.Y.で手に入る英国文学の良書はなく
街角で買った雑誌の広告を見て
本場英国の古書店に一通の手紙を書く

*続きは追伸でご覧ください↓


その手紙には
英国文学がどんなに好きかということ
N.Y.ではその素晴らしい作品の数々が手に入らない悲劇
そしてどうしても手が届く値段で
希望する良書を探し出して送って欲しいという
熱意と希望 そして若干の愚痴?を織り交ぜた
魅力ある内容が満載

手紙を書いたのは
アン・バンクロフト演じる売れない脚本家

アン・バンクロフトの出演作で観たものといえば
「卒業」と「大いなる遺産」
ある意味どちらも 怪演?に近いインパクトがあった
この作品に出てくる彼女は
少し違っていて 
まるでウッディ・アレンの作品に出てくる
ダイアン・キートンみたい

手紙を受け取る英国の歴史ある古書店の紳士役は
アンソニー・ホプキンス演じる店の主人
勿論
「羊たちの沈黙」の恐ろしい面影はなく
「日の名残」で見せた静謐で冷静な紳士の姿に近く

店主である彼と
古書を求める彼女の
いわゆる 発注と納品 の繰り返しが
いつしか商品のやりとりだけではなく
手紙のやりとり そのものに変わり
心の機微までもが往復する
素晴らしい関係となって
何十年の年月が静かに途切れることなく
流れていくお話

米国と英国
海を越え 時代を超え
文学と言う共通点から始まり繋がる関係
まるで良質のお芝居を見ているかのように
ゆったりとした時間の経過が心地よい

大げさな演出は一切なし
回りくどい説明もなし
手紙のやりとり というシンプルな筋だけで
それぞれの人間性をしっかりと映し出し
物語が進んでいく

英国文学に精通した人でなくても
充分楽しめる作品
そして 人が人を想う 察する気持ちは
距離も国籍も越えちゃんと届くんだなぁと
じんわり感動する
素晴らしい作品

*DVDを買って
何年かしたらまた観たいなぁと思える作品でした



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