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LE TEMPS QUI RESTE ぼくを葬る(おくる)
2007-06-30 Sat 04:04
オゾン監督作品の味でもある
トリッキーな感じはなりを潜めつつ
ストレートに
たった81分に
生と死を繋いだ物語

人は人の中でしか残していけない
そう思う時がくるのかもしれない
残すということは本能でもあり
逆に生まれながらにして死に向かう生命にとって
不自然なことかもしれない

人間はいろんな矛盾を抱え生きている
そう思うことを映像として観せられる
この監督はスゴイと思う

↓続きは追伸でご覧ください


最新のファッション業界で成功したゲイの青年が
子供や家族と疎遠なのはゲイだからだろうか
血が繋がっていていたとて
家族を感じられないことはある
孤独はあっという間に忍び寄り
武装するために研ぎ澄まされていく

祖母とは孤独を共有できる
彼女もまた家族とは繋がることができなかったから
決して劇中で彼が語るように
もうすぐ死ぬから ではないと思う

薄くて細い何かが人と人を繋げている
その根底に流れているのは
太くて温かい生命の営み

人が長い年月嫌うこと
それとて立派な執着
彼が子供を嫌い続け
生命力溢れる何かから目をそらしていた分
彼は最後にたどり着く
その執着の果てに

自分の分身である子供
自分自身の子供時代に
命を繋いで全うする

多くを語らない
多くを起こさない
けれど多くを感じる

感動 感慨 慟哭 憤慨
そんな大きな感情の波はないけれど
青いボールが手渡されたとき
ほっぺたを涙が伝いました

たった81分 たった3ヶ月
時間って残ってるんですよね

やっぱり「花は枯れるから美しい」のです

---------------

主人公は美しきゲイの男性
余命三ヶ月

そこに抵抗がある人にはオススメできません
sexシーンもあります
感覚的に理解できない人もいると思うので
やっぱりここは書き添えておきたいです
そこに注力しすぎて観るとバランスを失うので
愛にはいろんな形がある という見せ方
私は好きです

メルヴィル・プポーが本当にだんだん痩せて行く姿は
嘘がない感じで
若くしてガンでなくなった友人を思い出しました

ジャンヌ・モローは相変わらず
タバコを吸う姿も何だか雰囲気がいいです

「明日へのチケット」「ふたりの5つの分かれ路」のヴァレリア・ブルーニ=テデスキ がまた憂いのあるいい演技で良かったです

オゾン監督の作品は本当に飽きない
ルコント監督のように巧い!すきがない!という感じでもないのに
時にやられた感があり
時に素直に秀逸だと思わせ
ある時はコケティッシュな笑いも誘いシュールに観客を欺く
引き出しの多い監督で目が離せません。。。
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