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CONTE D'ETE 夏物語
2007-09-08 Sat 23:14

季節は夏 バカンスシーズン
舞台はフランスの有名な保養地ディナール
優柔不断なガスパールという青年
彼は恋人レナと待ち合わせ
落ち合った後は二人っきりでヴェッサン島へ渡る予定
それまでは一人
ギターを弾いて 海辺で日焼け
一途な彼はただひたすら彼女を待つ静かな夏

だったのに!?

続きは追伸をご覧ください↓
彼女はなかなかやって来ない
考えればいつだってそうだったかも
でも彼女への愛は本物
きっと
だから待っていればいい
彼のバカンスはこうやって過ぎていく

ふと立ち寄ったカフェ
そこでバイトをしている元気で明るい女性マルゴ
挨拶を交わし言葉をかけあううちに
お互いのことをいろいろと話せる仲に

これはデート?
でも
二人にはそれぞれ恋人がいて
二人はそれぞれ恋人を愛している
そんな二人はこの夏バカンスでであった
異性で大好きな友達へと近づいていく

まだ異性としての可能性を残しつつ?

どちらかというと内向的なガスパール
マルゴとは仲良しになったものの
いつまでたっても恋人を待っている
マルゴは半ば呆れながらも彼を尊重し彼を理解しようと努める

自分はもてないと思っていたガスパールに
小さな出来事が起こる
踊りに行った先で出会った女性ソレーヌと意気投合
その矢先にほどなくして恋人レナと落ち合うことができ
さぁ大変!

やっと来た恋人レナ
今一緒にいてくれる素敵な彼女ソレーヌ
そして自分を一番出せる理解ある友達マルゴ

ガスパールはこの夏
三人の女性に翻弄され優柔不断と戦いながら
自分自身を見つめていく

ロメール映画のこの瑞々しさ
メルヴィル・プポーの初々しさ
そしてこの爽やかさの中に潜む教訓!

冒頭のロメール自作のメッセージ
「二人の女を持つものは魂を失い
 二軒の家を持つものは理性を失う」

痛烈だけれどもほのかに香る
ロメールって、、痛い目にあったのかしら?と思わせる可愛らしさ

この夏物語が
ひと夏の青年の恋物語として浮ついたものになっていないのは
恐らく
彼の一番の理解者として登場する
マルゴというチャーミングな女性の視点が備わっているから

彼女が彼を慰める言葉
「いつかあなたの時代がくるわ。
 あなたは歳を重ねると熟すタイプなのよ。」
「他人ともっと違っていたいなら、
 もっと冒険心を持たなくちゃ。
 役人みたいに小心なところを改めないと」と
厳しいけれども芯のある優しさを持って
彼を諌め彼を正しく導こうとしている

なのに彼ときたら・・・
「周りの男より自分の方が数段優れているのに何故
 彼らは私に命令するわけ?」
とお高くとまって身勝手 
いとこ達友達とバカンスを満喫したあげく
約束通りに恋人の元へもやって来ず
自分とガスパールはつりあわないと思っている彼女にさえ
お熱を上げている始末・・・

最初はこの優柔不断で付け焼刃な行動に
ヤレヤレ・・・とため息がもれるほど

けれどそのうち
ガスパールっていろいろ考えてるけどうまく立ち回れない
素直な人柄なんだなぁと思うようになる
そしてマルゴとの会話を通して聞くことで
彼の人間性が浮かび上がり好きになっていく

物語の後半
ヴェッサン島へ行く約束を
ガスパールはなんと三人の女性全員と交わしてしまう!
一度は行かないといった恋人レナも行くと言い出し
レナが待ち合わせに来ないことで誘ってしまったソレーヌにも
島へは何時行くのと迫られ
全てが煩わしくなったガスパールはマルゴを誘っていたのだから

最後にガスパールが決めた決断は!

このラストのハッピーエンドは納得
そういうものですよ!そう言いたくなる
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