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SERENDIPITY セレンディピティ ~恋人たちのニューヨーク~
2007-12-31 Mon 20:34
それぞれの恋人へクリスマスギフトを選ぶ
会ったこともない二人
偶然同じ黒いカシミアの手袋を選び
あ、失礼 そして譲り合う
偶然って面白いねとばかりに
カフェでデザートをいただいて
それでやっぱり さよなら ってことに
二人とも大人 恋人もいるから

でも最初に偶然=運命 と思いたかったのは
ジョンキューザック演じるジョナサン
連絡先をと申し出 彼女は後ろ髪を惹かれながらも
名前も告げずにタクシーへ
それで終わり

だったのに
彼は店内にマフラーを忘れ
彼女は店内に手袋を忘れる
あっという間の再会
だってそこは「幸せな偶然」という名のカフェだから

彼女が書いた連絡先の紙
それはゴミ収集車の通り過ぎる風により夜空に舞い散り
彼の連絡先を書いた1ドル札
それは彼女の手によって両替され
途方もない確率で戻ってくるという奇跡に近い偶然に委ねられる 彼女が連絡先を書いた古本は
彼女の手によって古書店へ売られ
彼が探し出せるかどうか途方もない賭けに任される
そして
二人が最後の偶然にかけたホテルでは
別々のエレベーターに乗り込み
互いが直感で選んだ階を押して再会に賭ける

偶然が運命かどうかを試し続けた数時間
二人はエレベーターで別れそれっきり
奇跡は起こらず5年が過ぎる
それぞれが それぞれの恋人と人生を歩み
たどり着いた5年後

幸せな偶然が
もどかしいほどのすれ違いの重なりをすり抜け
お互いの元にたどり着いていくお話

勿論 そんなばかな~ そんなはずは、
いやいやそんなことは有り得ない
そんなラブロマンス ラブコメディ的な要素はたっぷり

でも
私はどうしても1年に1度
この幸せな偶然に引き寄せられてしまう
ケイト・ベッキンセール演じるサラがキュートだから?
ジョンキューの映画はどうもハズレが少ないから?
それとも運命を夢見るロマンチストな女性そのもの 
それが私だから?

私の中の答えはそこにはなく
劇中の台詞のいくつかが代弁してくれる

劇中サラはこう言う
「運命の導きに従いたくて」と
そんなサラに向かって親友が
「素敵な考えだと思うの。
人生の出来事は全て運命の人に出会うための伏線だなんて。
でもそれじゃぁ、生きている意味は?自分の決断は?毎朝何の
為に起きるの?あなたは間違っているわ、よく考えて、人生は
舞台劇じゃない。演出家はいないのよ。人生は混乱そのもの。
私達は混沌を生きるの。」とたしなめる。

そして
N.Y.タイムズの死亡欄を担当するジョナサンの親友は
彼の結婚式のスピーチにと考えた名原稿で
「勇気ある彼は最後まで信じ続けていた。
人生は無意味な偶然の積み重ねではない。
全ての出来事は見えない力によって
定められている。」と語る。

サラの言葉も
親友二人の言葉も とても心に残る
正しいとか間違っているということではなく

今の自分の全てがすぐ先の全てに繋がる
偶然に起こった事もそれとは気がつかない小さなことも
その積み重ねが自分を導いてくれる
そして 出会える人がいて 出会う事がある
そんなふうに思えると
人生を丁寧に考えられる気がする

運命の導きに従うって
まるで大きな泉に一滴の雫を垂らし 
その波紋が永遠に広がっていく その様子を見守るみたいな
そんなイメージ
いろんなことを時に綿密に時に打算も含め
考えないといけない世の中で
ぼーっとするでも 巻き込まれるでも
自己主張を通すでも 計算するでもなく
広がっていく波紋を見送るみたいで何だか心地よい

映画では勿論作為的なことがあるけれど
この混沌の世の中で
偶然をも丁寧に捉え信じる力というのは
キラキラしていて素敵だなぁと思わせてくれる作品

今年起こったいろんな偶然 出来事を
忘れないうちに大切にしようと決める 
その為に この映画を観てしまうのかな

***
サラの恋人のエセっぽいアース系(←こんなジャンルないと思いますが(^_^;)イメージ的に)
ミュージシャンのラースが結構笑えます☆
劇中に出てくる彼のPV(MTV)のデモが相当ヒドイ(笑)
そして
こういう恋愛映画に出てくる主人公の親友って
「いい奴」という表現がぴったりな場合が多くて
ジョナサンの親友のN.Y.タイムズ死亡欄担当の彼も憎めない役柄で
物語に必要不可欠という感じです。
ケイト・ベッキンセールは「恋のから騒ぎ」とこの作品がとってもカワイイです。
ジョンキューはどれを観ても(あ、「アメリカン・スィートハート」は除外です。。。)
どうしても気に入ってしまう・・・何故だろう!?
***

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