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HOWARDS END ハワーズ・エンド
2008-04-19 Sat 22:04

勝気で哲学的理想的なシュレーゲル家の次女
ハワーズ・エンドと呼ばれる別荘で
出会った男性と恋に落ちるが
一夜限りの出来事と袖にされ
お互い納得ずくでなかったことに
先に届いた手紙を見て叔母は結婚だ!と大騒ぎ
駆けつけた時にはすっかり破談

両家は妙なわだかまりを残しながら
暫くの時を経て
再びロンドンの地で再会を果たす
シュレーゲル家の向かいに
ウィルコックス家が越してきたのだ


知的で聡明なシュレーゲル家の長女は
苦い思いを抱えながらも挨拶に出かける
出迎えてくれたのは
ウィルコックス家の老いたる女主人
お喋り好きな二人はすっかり意気投合
過去のわだかまりや確執など微塵も感じさせず
人としてお互いを尊敬し
笑顔を絶やさずお茶を楽しむ仲に

女主人は繰り返し自身の思い出に触れ
ハワーズ・エンドで過ごした日々を懐かしく憂う
あの別荘を守りたい あの別荘にもう一度行きたい
そして私の大好きなあの場所に
ぜひ貴女と一緒に行きたいと
シュレーゲル家の次女へ涙ながらに思いを告げる

女主人亡き後発見された手紙
ハワーズ・エンドを誰に譲るかと言う一言があった
ウィルコックス家はその手紙を暖炉で燃やしてしまう
かくして女主人の思い
別荘の行き先は捻じ曲げられ
真実は闇の中へ

けれどこの
ハワーズ・エンドを巡るそれぞれの強い思いが
運命の扉を一気に開く

意志の強い理想家のへレンが
音楽会にて出会う不遇の青年
彼を助けようと奔走するヘレン
文学と芸術を好み不運の連鎖から何とか逃れようとする青年
そして彼の妻

後々青年と関わることになるウィルコックス家の長男
初めは反目するが次第に惹かれあうウィルコックス家の長男と
シュレーゲル家の長女

美しい田園風景の中
最後に結実するのは
運命の力か
シュレーゲル家の思いか
ウィルコックス家の策略か
それとも文芸を愛する純粋な心か

誰もが
誰の目にも映らない
強くて絶え間ない見えざる力に突き動かされるかのように
たどり着く場所があるのかもしれない

******
ビデオが出た頃に観たときには
聡明賢明な長女が何故あの人に??
という疑問符で頭がいっぱいになり
そして一途で頑固で熱意に溢れた次女が
あんなに正義を全うしようと努力しているのに何故??
という不条理が重なって
よくわからないうちに終わっていた作品 という印象でした
今回観てみると疑問符は全て消え
もっと大きな壮大な渦の中に自分もいるような気がして
作品をきちんと観られたような気分に

年が経ち年を重ね
大人になって自身の中に生まれた分別や理解が
そうさせてくれたんだなぁと思いました

******
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