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2Days in Paris パリ、恋人たちの2日間
2008-06-09 Mon 23:24
paris

大好きな女優ジュリー・デルピーが
監督と主演をこなし
フランス人とアメリカ人カップルの
たった二日のパリ滞在を
ステレオタイプでありながらも
滑稽でチャーミングに描いたコメディ

↓続きは追伸をご覧ください
アメリカ人の彼はジャック
インテリアデザイナー
わりと事なかれ主義
腕と体にタトゥー有り
体調が悪いとすぐにケミカル ビタミン!
カビをみたらバイオハザード!
少々の異臭で鳥インフルエンザ!と大騒ぎ
フランスはテロリストの温床とメトロには乗らない主義
ネットがダイアルアップだと郵送の方が早いのでは?と呟く
彼女の実家で両親の冗談についていけず
赤ワインで頭痛
ウサギは昔飼ってたからラパンの煮込みもご勘弁
パリで行ってみたいのは伝説のバンド・ドアーズのジム・モリソンのお墓
常にカメラでパチリ パチリ シャッターを押す
気がつけばパリは大嫌い
フランス人も
そう ひいては彼女だっておかしなもんだ!?

彼女はマリオン
ニューヨークで暮らすパリ生まれの写真家
政治についても
グローバリゼーションについても
環境問題についても
人種問題についても
性についても
リベラルであり考えることが多い
タクシーに乗ると
人種の話 政治の話でいつしか運転手とケンカ
カフェに入ると
元彼がそこにいて
別れたときの感情が盛り上がってきて即口論
sexをするときもついつい理屈が頭を埋め尽くす
それっていけないこと??

マリオンの故郷パリにてジャックは
反グローバリゼーション活動家の
奇妙な青年のテロに巻き込まれそうになったり
とある路地裏でひったくりと間違われ警察に捕まったり
タクシーに乗れば彼女は運転手とケンカ
その姿 女マイクタイソンのごとく
友達のパーティーに同行すれば
彼女の元彼にからかわれ
嫉妬心が妄想スイッチを押す
彼女の父親ときたら画廊で卑猥と芸術の境みたいな作品を並べているし
彼女の母親ときたら昔ヒッピーでジム・モリソンと寝ただなんて!?

挙句の果てに
彼女の元彼に出会うたびに赤裸々になる彼女のsex life
ジャックは普通にやきもちを焼き
理解できないリベラルさに 
馴染めないパリのいろいろがだぶり
ストレスがたまっていく

かくして付き合って2年の異文化カップルの恋の行方は?

劇中
リヨン駅で出会う「ダヴィンチ・コード」ツアーのアメリカ人一行を
「愚鈍な政治と文化の象徴」と一瞥したり
ブッシュの悪口
フランス人の人種に対する差別的な一面
フランスで英語を通すアメリカ人
英語で話しかけられてもフランス語を話せというフランス人
などを登場させ
ちょっと辛らつ
ひやっとさせられながらも
痛快に笑い飛ばせるあたり
大人のコメディに仕上がっていて魅力的

スラングと笑える線を保った卑猥さを織り交ぜつつも
現代代社会において起こっている全ての事柄に敏感であり
そのことについて 少なくとも考えている と言う人の
知的好奇心を刺激する作品なのだから楽しい

劇中でマリオンがうんざりしている
パリに来る前のヴェニスでもそうだったように
彼はカメラのシャッターを押し続けている
時に「ラスト・タンゴ・イン・パリ」の舞台になった鉄橋の下で
マーロン・ブラントのマネをしてポーズをとれだって!?
シャッターを押す瞬間
彼が向かっているのはファインダー
それを通した景色
思い出作り?想い出を作るための今?

私が昔 10年ほど前に
恋人と二人でリュックを背負って行ったフランス
私も同じ事で主張した
シャッターを押す瞬間
ファインダーをのぞく瞬間
見逃す景色 向かい合えないものがあると思えて仕方ない
写真なんてちょっとあればそれでいいじゃない?
あの絵も あの建物も
今一緒に観て 感じて 心に残っていればいいじゃない?

彼は帰国後
写真はそんなになくてもよかったね
写真じゃなくてもよかったね とそう笑って言った

帰国してみた写真の何枚かに
絵の前で腕組みして少し不機嫌な私
彼は一所懸命旅の思い出と私を撮ってくれてたんだなぁと思うと
何だかかわいらしく 微笑ましく 楽しく思えて
写真もあってよかったなぁと思ったけれど
それは彼と離れ離れになってからのこと

そうやってお互い違う感情で
慮れることが増えてよかったと思った出来事

小さな小さな単位である
カップル
そこから広がる無限の世界
大げさに言うとそこから始まる そこから生まれることって
本当に大切だなぁと思う

たった二日
たった二人
それでいて濃密

***
本作でマリオン(ジュリー・デルピー)の両親役に
本物のジュリーの両親を起用
二人とも俳優とのこと

ちょっとウエイトオーバーの猫 ジャン=リュックもカワイイ!

***
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