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LA PIANISTE ピアニスト
2008-07-10 Thu 20:00

映画館で観たことを後悔した
平静を装えるのは外見だけで
心の奥は取り繕えないほどに動揺し
衝撃を受けていたから

素の反応しかできない
その反応は恐らく
一人一人のものであって
一人として同じ質の動揺や衝撃はないのだろうと
後々になって思ったほどに

続きは追伸をご覧ください↓
主人公エリカは40歳のピアノ教師
父を精神障害で亡くし
母親から厳しいピアノの英才教育を受け
将来を嘱望され育った
自らは国立音楽院の教授となるも
母親の描いた夢には届かず
母親の強烈な支配から逃れる術もなく
やがてエリートでありながらも
徐々に精神のバランスを崩し
潔癖症であり妄想の世界に生きてきた

そんな彼女に恋をするのは
音楽院を受験した学生ワルター
知的でクールな大人の女性に心を惹かれる

彼の好意を受け入れないエリカだったが
ちょっとしたきっかけにより
嫉妬心を抱きはじめる
そのことに気づいた時
彼女の欲望はいよいよ
現実のものとなり一人歩きを始める

嫉妬した挙句
硝子の破片を女子学生のポケットに忍ばせたり
覗きやマゾ的な行為を要求したり

彼は彼女に対し純粋に肉体や知性 
ノーマルな愛を求めている
一方で彼女は
彼への愛を妄想の中で育み
アブノーマルなものを求めてやまない

お互いが大人でも子供でもない
その様子が冷静に描かれていて
だからこそ滑稽でもあり悲壮をも感じ
生々しさに揺さぶられる心がそこにある

エリカの性癖がいかに異常であっても
この女性が狂っている
そう思うことはなかった
哀れだろうか
それも違う

ワルターは
彼女を救う救世主になりえると
期待させただろうか
それも違う

そんな意味でドラマチックではない
ヒロイズムもホスピタリティも描かれてはいない
もうお互い何十年も
自分を積み重ねて生きてきてそして出会った
人と人だから
あからさまになり そして引き返せなくなるだけ

あぁ今思い返しても
記憶に残って仕方ない
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