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アデルの恋の物語 L'HISTOIRE D'ADELE H.
2009-04-11 Sat 22:37

彼女の自身の言葉
「若い娘が古い世界を捨て
海を渡って新しい世界へ行くのだ
恋人に会うために」

この思い
この意志
この言葉の隅々に
一人の女性の思想が深くたゆまなく広がっている

↓続きは追伸をご覧下さい
文豪ヴィクトル・ユゴーを父に持ち
複雑な家庭環境の中で育ち
結婚し若い夫婦となった姉が
海を渡る船の事故で
溺死してしまったという過去を背負う女性
アデル

彼女に燃え上がるような恋が訪れた時
はめられた足かせからも
背負わされた過去からも逃れられ
ただ純粋に恋に落ちた少女でいられた
ただひとえに 
その解放感と満ち足りた愛情に
心染めていられた
そんな気がした

そしてその思いが
彼女にとっては
恋愛
それを越えて自由そのものだったと
痛切に思わざるを得ない

全ての執着は人生の歯車を狂わせる
固執した先に待つものは
たいていが別離
親しい者との
愛する者との
大切なものとの

心変わりをしたの?
私に書いた手紙を忘れたの?
私は忘れない
結婚の約束も書いているわ
あなたのために何もかも捨てたの

愛することで自由を手に入れた彼女は
愛情に執着することによって
自由を手放していく
一度手に入れた
欲しくて欲しくてたまらなかったものが
手のひらからすり抜けていく
その怖さ

愛に溺れる自分が
海を渡って溺死した姉の姿と重なるほどに
その恐怖は増していく

愛が狂気に変わって
もはや愛は届かない
そして自由は失われた

確かに結婚を考えた
今は違う 何が悪い?
愛しているなら自由にしてくれ

彼はそう言い放った

自由?
もはやもう失われたもの
彼女の心には届かない

人を愛し自由を手に入れ
愛した人の自由を奪い
そして愛と自由は永久の彼方に

***
イザベル・アジャーニの陶器のような肌と美しさだけでも
引き込まれていく映画でした
トリュフォーの作品はどれもやっぱり印象に残ります
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