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LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON 潜水服は蝶の夢を見る
2009-06-28 Sun 01:43

雑誌ELLE JAPON は私の愛読雑誌
そのフランス版編集長という華やかな肩書きを持ち
実在した人物 
ジャン=ドミニク・ボビーの自伝

彼は42歳の時
突然の病により倒れ
生死を彷徨う
意識が戻った後
左目以外の全ての自由を失う
唯一動く左目で
彼が書き綴ったのが
本映画の原作

続きは追伸をご覧下さい↓
彼が目で心で見たもの
それに反応した人たちの表情 発言
それらをまた
彼が目で心で見て
感じたこと

その繰り返しを紡ぎ映し出すことに徹し
ミニマムでありながらも
彼を最大限に伝えようとしている

それはまさに
左目以外の自由を奪われた彼の
限られた中に宿った力そのものに思え
人間の内なる可能性を
信じたいと思う願いに変わっていく

自分を憐れむのをやめた
そんな言葉があった
自分を憐れむことをやめ
自分を他人と比べなくなった時
不幸が一つ減るのかもしれない
不自由であっても 
それが不幸とイコールではない

辛らつで直接的な
生々しさをもってして伝えることも
時には必要かもしれない
けれど
より深いところで
人の奥底にある何かを呼び覚まして
問いかけたい時
こんなふうな映像や音楽で
語りかけることで
伝わることが確かにある

重苦しい潜水服を着せられ
深くて広い海に沈み
逃れられない恐怖と圧力の中で
一匹のサナギが古い身体を脱ぎ捨て
今まさに飛びたとうとする姿を夢に見る

ガラガラと音をたてて崩れていった
切り立った崖や氷河が
吸い寄せられるように
元通りになっていく様子

自らのイメージは果てしなく自由で
そこには境界線も限界も制限もない
完全なる自由な世界
誰の力をもってしてもそれを奪うことはできない

彼の言葉にならないイメージの世界を
イメージとして伝えた映像に
感謝したいと思った

***
マチュー・アルマリック 
彼の出ている作品はどれをとっても彼の存在感を感じます
「そして僕は恋をする・・・」を無性にまた見たくなりました!
「キングス&クイーン」も最高でした。
***
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