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LE CORPS DE MON ENNEMI 追悼のメロディ
2011-10-19 Wed 20:14

日本語タイトルがとてもいい
原題「LE CORPS DE MON ENNEMI-BODY OF MY ENEMY-」からは
本作の哀愁を帯びた雰囲気が伝わりにくい

主役を演じるジャン・ポール・ベルモンドについて
かの田山力哉氏は
著書「巴里シネマ散歩」の中で
「ドロン(アラン・ドロン)がどちらかといえば 
陰 の美貌であったのに反し、
ジャン・ポール・ベルモンドは 
陽 で三枚目的要素もあり、
スポーティーで明るい」
と書いている


▼続きは追伸をご覧ください▼
ある種の復讐劇と言える作品の中で
哀愁を帯びつつも
憎悪や陰にこもるような香りが前面に漂ってこないのは
彼の持つ個性からなのかもしれない

物語は刑期を終えたフランソワが出所し
7年前暮らした街を目指すところから始まる

今はすっかり変わり果てた街
かつては繊維工場が連なる活気あふれる街だった
そして労働者は搾取され
一部のブルジョワが幅を利かせている街ではあった

街に着くなり
街角のタバコ屋は彼の存在に気づき警戒する

彼がタクシーに乗り
ホテルを目指しその間 
会うべき人に会い 行くべき場所に行く
7年前の記憶を辿りながら

7年前 その時
彼に何が起こり 何が起こらなかったのか
彼は何の罪を犯し また犯さなかったのか

彼が彼女を愛した理由に始まり
彼が始めた事業
彼が関わった人たち そして父親のこと
出所後 行く先々で鮮明に洗い出される過去の出来事

彼が辿る足取りが
7年前 
周到に企てられ
彼の人生を狂わせた事件への真相へと
すべてを明らかにしながら繋がっていく
その間 激しいドンパチもスリリングな活劇もない

観ていると
犯人探しの気分でもない
復讐の最終形を期待するでもない
ただ彼の7年に対し追悼の念を感じつつ
7年前の栄光と挫折に
今こそ静かに幕が下りるのを待つ気持ちになった
新しい出発の為に

・・・・・・・・
ジャン・ポール・ベルモンドの恋人役でマリー・フランス・ピジェが出ていて素敵です。
フランソワ・トリュフォー監督の「20歳の恋」でのツンとしつつも初々しい様子とは違って
気丈なお嬢様役がお似合いでした。
トリュフォー作品を再観賞の際にはまた違った印象で観れそうです。
2011年4月に亡くなられたようです。
最近のことだったので何だか残念。
フランシス・レイの音楽もさすが、良いです☆
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