sautet
http://eigature2.blog28.fc2.com/
World Wide Weblog
JAPAN
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | top↑
LES POUPEES RUSSES ロシアン・ドールズ
2007-01-08 Mon 00:18

前作「スパニッシュ・アパートメント」において
25歳でキャリアの足がかりにとスペインへ旅立ち
ルームシェアの一員となり
多国籍な友達と多様な感性に触れた主人公グザヴィエ
帰国後 ありきたりな人生を放棄
ライターになる決意を固める

本作は彼のその後

オドレィ・トトゥが演じる元彼女
英国人のルームメイトだったウェンディ
破天荒なウェンディの弟
彼らはその後においてもグザヴィエと関わり続けている

そして何と言っても魅力的な登場人物は
レズビアンの親友 イザベル
彼女の部屋のカスタマイズされた感じがとてもお洒落
ショートカットが魅惑的で大きな瞳が一際印象的
役どころとしても名わき役といった感じ

ライターとしての仕事も恋愛も
波に乗りそうでなかなかうまくいかないグザヴィエ
日本のモラトリアムな感じとは違うけれど
同世代でやりたいことでもがいている人には共感できるところ

物語の前半はそんなグザヴィエのぱっとしない生活の紹介
物語の後半からは意外にも!?
破天荒で非常識な若者の代名詞だったウェンディの弟が
ロシアのバレエダンサーと結婚する!という
嘘のような本当の話が舞い込んでくる

*続きは追伸をご覧ください↓
スペインで人生の方向性を発見したグザヴィエ
ロシアでは何を発見するのか・・・
そこが見所

フランソワー・トリュフォー監督の分身として
ジャン・ピエール・レオー扮する
アントワーヌ・ドワネルなる人物が
少年~青年、そして大人になれない永遠の青年、
いつまでも子供っぽい男性へと成長?していくシリーズがあったように

もしかして
セドリック・クラピッシュ監督の分身!?として
ロマン・デュリス扮する
グザヴィエなる人物がいるのかもしれない

彼の成長
成長なのか成長していない記録なのか

映像の撮り方もクラピッシュ流
「猫が行方不明」のオープニングに似て
飾らないけれどスタイリッシュ
今風すぎないその加減がとってもお洒落

クラピッシュ監督の作品は
「今」そして「日常」を切り取っているのに
質感としては ピカピカ ツルツルした最新鋭な印象を受けない

昨日今日買って使い始めたフォークとナイフのように
真新しく輝いていて このスタイルに慣れなければ
というような頑張らないといけない新しさはない
初めて買ったお箸なのに
妙に手に馴染んで使いやすい
そんな感じがする

自分が通り過ぎてきた感情
気づいているけれど気づかないままでいたかったような感情
ある程度の憧れと
ある程度の反発
そういう同世代の感覚がうまく
ほどよくミックスされている

だらだらしていたりもするんだけれど
あるときは急激にスピード感に溢れたり
そういう時間や関係の進み方が
自分の中にもあるような気がする

主人公グザヴィエはこれから
どんな男性 どんな大人になっていくのだろう
ロマン・デュリスの成長とともに
40歳のグザヴィエもぜひ続編にて観てみたい

スポンサーサイト
別窓 | セドリック・クラピッシュ監督作品 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<BROKEN FLOWERS ブロークン・フラワーズ | 映画徒然 | CYRANO DE BERGERAC シラノ・ド・ベルジュラック>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 映画徒然 |
▼フランス映画通信
フランス映画通信

copyright © 2006 映画徒然 all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。