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秋刀魚の味
2007-04-08 Sun 04:37
秋刀魚の味2
切な面白いんです

時代はまだ戦後の香りが漂う昭和で
お父さんは元海軍 今は会社の重役
スーツに帽子で毎日出勤し
行きつけの飲み屋があって 会社帰りに同僚と一杯。
時に同窓会で旧友や恩師と飲み明かし
帰宅後は我が家の指定席
ちゃぶ台の前に座っては家族を見守る。

亡くした妻の変わりに
娘が家事一切を取り仕切り
心配と言えば、そういえば、、、友達にあおられるまで気がつかなかったけど、、24歳の娘がまだ嫁いでいないこと。

冒頭のシーン
会社で仕事をするお父さんは
秘書 事務の女性へ突然結婚の話を切り出す
「もうそろそろだね?君も。もうそろそろでないと」

現代であればちょっとしたセクハラになりかねない!?

*続きは追伸でご覧ください↓
同窓会にて元恩師 旧友達と飲み会。
40年の歳月を経て再会した恩師は
すでに教師ではなくラーメン屋の主人になっていた。
元教え子に恐縮しつつも 明るく天真爛漫で
酔いっぷりも見事なほど。
お父さんと同じく妻を亡くし娘一人と共に暮らしている。
恩師はひどく後悔していた
便利だからといって娘を妻のかわりとして
身の回りの世話をさせ続けてしまったことを。

戦後のそれぞれ まるで格差社会?
その縮図を描いたようで少し悲しくなる

お父さんの息子夫婦は団地住まい
今と違って団地も長屋ふう。
お醤油ならぬトマトを借りにお隣へ行くような光景。
若夫婦は経済的にもゆとりがなく
妻は主人、旦那というべきか、、の財布の紐をぎゅっと握って威圧気味。

何だか鬼嫁ふうで同姓からみても怖いくらい。

そんな印象で不愉快かというと
それがまったくそうじゃなく、切な面白いんです。
それってセクハラなんかじゃなく思いやりなんだ、
格差社会だからといって哀れみではなくそれも思いやりの眼差し、
経済的にゆとりがないからといって意地悪なのではなく
それは ひとえに
私達の両親が必死に頑張ってきた高度経済成長期のように
皆思うところを多くは語らないのだけれど
願いや希望や愛情をそっと抱えて一生懸命暮らしていたんだなと思える愛おしい世界がそこに。

洗濯機や掃除機が一般家庭に普及し始める頃のこと。
電化製品が今よりもっと貴重で高価だった頃のこと。
頑張って働いてそういうものを手に入れていく喜びが
豊かさと直結していたような時代のこと。

今とは違う日本がそこにあって
でもやっぱりそこから感じるのは日本そのもの。

秋刀魚の味1

そして何と言っても
岩下志麻さんの花嫁姿は
楚々として凛とした美しさに溢れていました。

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