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L' ENFAN  ある子供
2007-05-18 Fri 01:27

子供 ではなく
ある子供 のお話

ある部分では
子供らしくない
ある部分では
子供じみている

あまりにも無邪気に
無造作に日々を過ごしはしゃぎ
命の尊ささえ図りかねる
それはまるで子供のように

罪は一様に 罪なのだから
大人であれ子供であれ
犯してはならないルールが在る

彼はそのことを学ぶことなく
気づくこともなく
身につけることもなく年齢を重ねた
ある子供

更正したいけれどもきっかけがなくもがいている
大人になりたいけれども悪い仲間と手が切れない
そんな葛藤を描いた物語は沢山あった

この作品は違う

*続きは追伸でご覧ください↓



彼には気づきがない
親になってさえ
恋人が母親になってさえ
そういう気持ちの芽生えがなかったのだ

人を殺めるような罪とも縁遠い
大きなマフィアの一員でもない
ただ
その日暮らしを続ける若者であり
万引きを常習とする無職の若者なのだ

その彼の日常が
日常の音と
彼の行動だけを頼りに綴られている

最も印象的だったのは
子供を売ってしまった彼を許せず
18歳の彼女がアパートから彼を追い出すシーン

彼の呼びかけに一切答えず
子供を寝かしつけ食事の支度をする彼女
無言のまま淡々と
彼は相変わらずの調子で
悪びれた様子もなく 簡単に誤ると
携帯を盗まれたから貸してくれと
嘘を交えて呼びかける
直後に彼女の激しい叫び声がアパートに響く
出て行って と

それでも彼の中の気づきはまだこれから
20歳の彼が20年かけて気づきもしなかった
愛や誠実さを
人生の一瞬で掴み取るのは難しい
そこがリアルに描けていると思う

エンディング間近
彼はまだ葛藤する機会を得たに過ぎない
けれどそこには一筋の希望の光が
恋人達の涙と共に光っている気がした
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この記事のコメント
#42 秀作ですね!
心に残る作品ですね!おっしゃる通り、恋人達の涙と共に希望も光ったラストで、本当にいい作品です。トラックバックありがとうございました!
2007-05-21 Mon 23:02 | URL | Mijah #-[ 内容変更] | top↑
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