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TICKETS 明日へのチケット
2007-06-03 Sun 14:37

列車は乗客の数だけ人生を乗せ走っている

ある人にとっては 出発
ある人にとっては 到着

まずは
ヴァレリア・ブルーニ=テデスキの美しく控えめで
それでいて艶のある潤んだ瞳の演技が印象的な
老教授のヒトトキのトキメキを描いた物語から




↓続きは追伸をご覧ください
いつもは孫のおじいちゃん
けれどその日 家を出発し
製薬会社の顧問として仕事をこなした老教授は
列車の中でたそがれる一人の男性として
思いを馳せている

列車の出発が遅れ 列車の速度が落とされる
それはまるで後ろ髪引かれる
彼の気持ちが列車に乗り移ったかのよう

次の物語は
将軍の妻であるわがままな女性に
兵役奉仕として使える青年の物語

列車の中で出会った同じ出身地の少女
昔話を聞き コトバを交わす
窓の外の景色は
まるで自身の人生のように通り過ぎていく
小刻みにゆれ 足早に

彼の目的地はいったいどこなのか
彼が踏み出す一歩は
また誰かにとっての別れ 決別を意味している

そして最後の物語は
イギリスからローマへ向かう
スーパー勤めのサッカーファン三人組
いまや日本人にはなじみ深い 
緑と白のストライプのユニフォーム
セルティックのファンであると一目瞭然

彼らの陽気なバカンスに
暗雲が立ち込めるのは
一人が乗車券をなくしてからのこと

それはさっきまでそこにあったのに
いったいどこへ!?

センチメンタルで深く
芳醇な余韻漂うオルミ監督作品

緊迫感を持たせたつつ 
青年尾心理を巧みに取り込み旅立ちを描いた 
キアロスタミ監督

そして 
若者の(サッカーファンの!?)テンションと優しさ
人を信じる勇気を
爽やかにかつ面白みも忘れずに見せてくれたローチ監督

三監督とも個性を発揮しつつ
現代社会への問題提起もさりげなく
ちゃんと未来へ向かう列車を描ききった
文句なしの映画

*私は個人的に1本目のオルミ監督作品の持つ雰囲気・ムードが大好きです!視線の動きや表情、物思うしぐさってこうよね!という絶妙の演技演出がとても心地よくロマンチック☆テロ後列車の警備が強化され銃を持った兵士が乗り込んでいるシーン、移民の問題などの対比がうまく、織り交ぜかたも秀逸です。
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